コロナ禍での活動
~給食の時間のおはなし~
例年、私たちの文庫から鳴尾北小学校へ行って、学期に一度おはなし会をしていましたが、
2020年度は新型コロナ感染症のために
おはなし会をすることができなくなってしまいました。
そんな中これも感染症対策のためですが、
給食の時間に誰ともおしゃべりせず向かい合うこともなく、
ただ黙々と食べている子どもたちに「おはなし」を届けられないか、とのことで、
小学校で図書サポートのボランティアをされている保護者のかたから連絡をいただいて、
「給食の時間のおはなし」が始まりました。
校内放送のスピーカーを通して1年生~6年生までが同じおはなしを聞きます。
食べることの妨げにもならないよう、おはなしの内容や長さにも気を配りましたが、
子どもたちの反応も直には伝わらないので、初めは不安もありました。
それでも、先生方や図書サポートの保護者の皆さんの協力もあり、
今年度の終わりまでこの活動を続けることができました。
おはなしを聞いてくれている子どもたちからも嬉しいお手紙が届きましたので、
ご紹介させていただきます。
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「いつも楽しいお話をありがとうございます。
コロナのせいでしずかで楽しくない給食がとても楽しくなっています。
これからもがんばってください。」
「いつも給食の時お話を読んでいただきありがとうございます。
今、給食で話すことのできないじょうきょうで、
お話を聞くことで楽しい給食になっています。
ドキドキしたりワクワクしながら聞いています。
これからのお話も楽しみです。」
「ぼくは毎日楽しみにしています。(おはなしが)ない日はチーンてなるくらい。
コロナで大変だと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。」
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子どもたちの声に励まされて、
これからも楽しいおはなしをお届けできるようにしていきますね。
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